企業の魅力は、そこで働く「人」が最もよく知っています。今回は、和田電気工事株式会社で37年という長きにわたり活躍されている矢口千博さんにお話を伺いました。多くを語らずとも、その言葉の端々から伝わってくる仕事への誇りと、会社への深い信頼。ベテランの目に映る「和田電気工事らしさ」の核心に迫ります。
プロフィール
お名前: 矢口 千博
所属部署:
勤続年数: 37年
揺るぎない信頼の源泉。「人がすばらしい」誠実な社風
―― Q1. 本日はありがとうございます。矢口さんが長年勤めてこられた和田電気工事は、どのような「社風」や「文化」を持つ会社だと思われますか?
「私たちが何より大切にしているのは、『信用ある仕事』をする、ということです。お客様から信頼して任せていただく。その期待に、技術と誠実さで応え続ける。それが創業以来、ずっと変わらない私たちの文化だと思います。」
―― Q2. その「信用ある仕事」を支えているのが、職場の皆さんだと思いますが、普段はどのような雰囲気なのでしょうか?
「一言で言うと、『人がすばらしい』職場ですね。どんな立派な機材や設備があっても、結局は仕事をする『人』がすべて。お互いに自然と声を掛け合い、助け合える仲間がいるから、いつもいい雰囲気が生まれるんです。」
―― Q3. やはり会社の魅力は「人」にあるのですね。改めて、社外の方に「これだけは知ってほしい」という会社の魅力を一言でお願いします。
「はい。『誠実な会社』です。これに尽きますね。」
プロフェッショナルの現場。手仕事の誇りと緊張感
―― Q4. 「誠実」という言葉が何度も出てきますね。矢口さんがこの業界に入られた当初、電気工事業に対してどのような印象をお持ちでしたか?
「入社して改めて痛感したのは、この仕事はどこまでいっても『手仕事』だということです。一つ一つの作業を、自分の手で丁寧に確認し、安全を確保していく。決して機械任せにはできない、職人の世界なのだと知りました。」
―― Q5. まさに職人の世界、ということですね。若い頃、先輩の仕事を見て「凄い」と衝撃を受けたご経験はありますか?
「若い頃、先輩が『活線状態』、つまり電気が流れているままの状態で配線を接続するのを見たときは衝撃を受けましたね。一歩間違えば大事故につながる状況で、冷静かつ正確に作業をこなす姿は、まさにプロフェッショナルそのものでした。」
―― Q6. それはまさに神業ですね…。矢口ご自身が、ご家族などに自慢できると感じるお仕事はどんな部分ですか?
「やはり、高所での作業でしょうか。誰もができる仕事ではありませんし、社会のインフラを支えているという自負があります。」
社会を支える責任感。すべては「段取り」と「人間関係」から
―― Q7. 高所作業など、専門性の高い現場で仕事を進める上で、矢口さんが最も大切にされている信念は何でしょうか?
「何事も『段取り』がすべてだと思っています。そして、その段取りを円滑に進めるために不可欠なのが『人間関係』です。現場は一人では絶対に成り立ちませんから。仲間としっかりコミュニケーションを取り、信頼関係を築くことで、初めて安全で質の高い仕事ができるんです。」
―― Q8. その信念は、長年のご経験の中で培われたものなのですね。この会社で働いてこられて、ご自身が最も成長したと感じるのも、やはりその点でしょうか?
「そうですね。この仕事を通じて、人との繋がりの大切さを学び、私自身も成長させてもらったと、今改めて感じています。」
次の世代へ託す、未来への期待
―― Q9. 最後に、これからの会社を担っていく若い世代の活躍についてお聞かせください。彼らにどのようなことを期待されていますか?
「若い世代には、どんどん新しいやり方に挑戦してほしいですね。同じ目的を達成するにしても、もっと効率的な『段取り』があるかもしれない。私たち古い世代が見たこともないような、既存の概念にとらわれないやり方で、この業界をもっと面白くしていってくれることを期待しています。」
まとめ
「信用ある仕事」「誠実な会社」「人がすばらしい」。インタビューを通して語られた矢口さんの言葉は、どれもシンプルながら、37年という時間の中で磨かれた確信に満ちていました。日々の仕事に求められる緻密な「段取り」と、それを支える温かな「人間関係」。そして、伝統を受け継ぎながらも「既存の概念にとらわれないやり方」で未来を切り拓く若い世代への、静かで熱い期待。和田電気工事の揺るぎない強さと、これからの可能性を感じる、貴重な時間となりました。
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