栃木県佐野市に根差し、70年以上の歴史を刻む和田電気工事株式会社。地域の暮らしと産業を支える電気工事のプロフェッショナル集団として、揺るぎない信頼を築いてきました。今回は、同社で19年にわたり活躍されている武笠宜史さんにインタビュー。ベテランの目に映る会社の姿、仕事のやりがい、そして未来について、率直な言葉で語っていただきました。
プロフィール
お名前: 武笠 宜史(むかさ たかし)
所属部署: (技術職)
勤続年数: 19年
「仕事とプライベートの両立」が決め手。自分らしく働ける場所へ。
―― Q1. 本日はありがとうございます。まずは、武笠さんが和田電気工事に転職されたキッカケから教えていただけますか。
仕事とプライベート、その両方を大切にできる環境だと感じたのが大きな理由です。
―― Q2. やはり、仕事に集中するためにも、プライベートとのメリハリは大切ですよね。前職では何か課題を感じていらっしゃったのでしょうか。
そうですね。前職は営業的な仕事で、数字のために半ば強引に売りつけなければならない、という社内からのプレッシャーに常に悩んでいました。今の会社では、そういったプレッシャーから完全に解消され、目の前の仕事に誠実に向き合えています。
―― Q3. 精神的な負担なく働けるのは素晴らしいことですね。ちなみに、入社前と入社後で、何かギャップを感じることはありましたか?
入社前の面接では特に感じなかったのですが、入社後は、職人さんたちの専門的なやり取りや現場の活気など、この業界ならではの良い意味でのプロフェッショナルな雰囲気を感じました。
歴史と信頼が育んだ温かい社風。社長の口癖は「なんとかなるよ」
―― Q4. 「プロフェッショナルな雰囲気」というお話がありましたが、会社の社風や文化について、もう少し詳しく教えていただけますか。
社員それぞれの状況や身の上に対して、とても理解を示してくれる社風だと思います。一人ひとりをしっかり見てくれている、という安心感がありますね。
―― Q5. 一人ひとりに寄り添ってくれる文化があるのですね。オフィスの雰囲気はいかがですか?
創業者の写真や建設業の許可看板が飾られていて、「歴史があるのだろうな」と感じる、落ち着いた雰囲気です。
―― Q6. 歴史を大切にされているのですね。会社のトップである社長は、どんな方なのでしょうか。何か口癖などがあれば教えてください。
社長の口癖は「しゃーねーな、なんとかなるよ」ですね。何かあっても、最終的には社長がどっしりと構えてくれているので、私たちは安心して挑戦できます。
―― Q7. その一言は心強いですね! 社内には、社長以外にもムードメーカーのような方はいらっしゃいますか?
社内の親方であった矢口さんですね。いつも現場を明るく盛り上げてくれる存在でした。
―― Q8. 親方、という響きがいいですね。他にも、個性的な同僚の方はいらっしゃいますか?
渡辺氏は趣味に熱いですね。まさに「全霊を掛けてる」という感じで、仕事にもその集中力が活かされていると思います。
「仕事が切れない」という安心感と、社会を支える誇り。
―― Q9. 素敵な同僚の皆さんとお仕事をされているのですね。武笠さんがこの仕事をしていて、「社会の役に立っている」と実感するのはどんな瞬間ですか?
修理の仕事で、トラブルがうまく治った時ですね。お客様の「困った」を解決し、感謝の言葉をいただけた時に、やりがいを感じます。
―― Q10. まさにインフラを支えるお仕事ならではの喜びですね。ご家族や友人に、お仕事の自慢をするとしたら、どんな部分を語りますか?
やはり「社会への貢献度」の高さですね。自分たちの仕事が、地域の皆さんの当たり前の日常を支えているという誇りがあります。
―― Q11. 日々の業務は、どのようなスケジュールで進むことが多いのでしょうか。
年間の90%くらいは、関電工さんの関連業務になります。
―― Q12. 大手企業との安定したお取引があるのですね。入社されてから一番「凄い」と感じたのは、どんなことでしたか?
切れずに続く仕事の量です。これは入社当時、本当に驚きました。
―― Q13. それは会社の安定性を象徴するお話ですね。改めて、会社の最も知ってほしい!と思う点を教えてください。
まさに、仕事が切れるという事はない、という点ですね。将来を見据えて、安心して長く働ける会社だと思います。
「人としての全て」が成長した19年間と、変わらない仕事への信念。
―― Q14. 19年間、安定した環境でお仕事を続けてこられて、ご自身に何か変化や成長を感じることはありますか?
人としての全て、ですね。ここで本当に多くのことを学び、技術者としても一人の社会人としても成長させてもらったと感じています。
―― Q15. 「全て」ですか!それだけ濃密な時間を過ごされてきたのですね。これまで、先輩や同僚に言われて嬉しかった一言はありますか?
「俺にはできない」と言われた時ですね。自分の技術や仕事をプロとして認めてもらえたと感じて、嬉しかったです。
―― Q16. プロとして最高の褒め言葉ですね。そんな武笠さんが、仕事について「これだけは譲れない」と大切にしている信念を教えてください。
どんな仕事でも、粗雑にならないことです。お客様の信頼に応えるためにも、丁寧さを常に心がけています。
―― Q17. 丁寧な仕事ぶり、素晴らしいです。これまでで、何か大変だったけれど乗り越えた、という経験があれば教えていただけますか。
若い頃ですが、現場で資材の仕様に急な変更があり、その調整に奔走したことは今でも記憶に残っています。大変でしたが、チームで協力して無事に収まった時は本当にホッとしました。
―― Q18. チームで困難を乗り越えた経験は、大きな自信になりますね。そういった経験を経て、どのように気持ちを切り替えていくのでしょうか。
結局は、時間の経過と共に、経験が自分を強くしてくれます。一つひとつの出来事が、今の自分の糧になっていると思います。
未来へつなぐ想いと、新しい仲間へのメッセージ。
―― Q19. 会社の歴史を繋いできた武笠さんから見て、会社の今後の夢や目標はなんだと感じていますか?
新しい仲間を増やして、社員一人ひとりが、よりゆとりを持って働ける環境を作っていくことですね。
―― Q20. 働きやすい環境を未来に繋いでいく、ということですね。一方で、会社として意識しているテーマはありますか?
多くの企業と同じように、ベテランが培ってきた高い技術や知識を、どうやって次の世代にスムーズに繋いでいくかは、常に意識しているテーマです。
―― Q21. だからこそ、若い世代の活躍が重要になりますね。若手の方は、どんな奮闘をされていますか?
みんな、とても前向きな姿勢で仕事に取り組んでくれています。その姿から、私たちも刺激をもらっています。
―― Q22. 前向きな姿勢は頼もしいですね。もし社会科見学で子どもたちが来社したら、どんな会社の「魅力」を伝えますか?
「経験がないことでも一度はトライしてみよう」と伝えますね。ここは、挑戦を応援し、成長を後押ししてくれる会社です。
―― Q23. まさに、これから入社される後輩にも同じ気持ちでいてほしいですね。どんな後輩が来てくれたら嬉しいですか?
もちろん、未経験でも前向きな方なら大歓迎ですが、正直に言えば、スキルや知識を持った方が来てくれると、ますます心強いですね(笑)。
―― Q24. (笑)。ありがとうございます。それでは最後に、武笠さんご自身の今後の目標を教えてください。
派手な目標を掲げるより、まずは目の前の仕事一つひとつに責任を持ち、着実にやり遂げていく。その積み重ねが、会社の未来や社会への貢献に繋がると信じています。
まとめ
「目の前の仕事に、着実に向き合う」。武笠さんの言葉には、奇をてらうことのない、誠実な人柄が凝縮されていました。19年という長い歳月、仕事から逃げず、粗雑にならず、実直に向き合ってきたプロフェッショナルの矜持がそこにあります。「仕事は絶対に切れない」という会社への絶対的な信頼感と、「社員に寄り添う」温かい社風が、武笠さんのような実直な技術者を育て、会社の礎を築いてきたのでしょう。歴史の重みと、未来への優しさが同居する和田電気工事株式会社。その魅力を再発見する、貴重な時間となりました。
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