都会での高い生活コストと満員電車に疲弊していませんか?
今回は、都心での現場監督生活に見切りをつけ、地元・栃木県佐野市の和田電気工事株式会社へUターン転職を果たした渡辺 嘉太朗(わたなべ よしたろう)さんにインタビューを行いました。
転職当初は年収の「額面」が下がっても、家賃などの固定費が激減することで「可処分所得(自由に使える手残りのお金)」が大幅にアップするという驚きの実体験から、駐車場代を気にしない理想のカーライフ、そして裁量の大きな現場での技術者としての成長まで、地方転職のリアルな損得勘定を赤裸々に語っていただきました。
プロフィール
- お名前: 渡辺 嘉太朗(わたなべ よしたろう)さん
- 所属部署/役職: 現場代理人
- 勤続年数: 13年
■ 転職直後は額面減でも「可処分所得」は大幅アップ! 地方転職のリアルな損得勘定
―― Q1. 本日はよろしくお願いいたします。まずは、社会人1年目から5年目まで過ごされた都心での生活についてお伺いします。毎日の満員電車での通勤や乗り換えについて、当時の率直な心境を教えてください。
渡辺さん:
よろしくお願いします。都心での通勤は、一言で言えば本当にしんどかったですね。毎朝、自分のペースではなく「電車の時間」に合わせて急がなければならない生活に、ずっと窮屈さを感じていました。駅に着けば信じられないくらい人が多くて、満員電車に押し込まれる日々です。
さらに精神的に負担だったのが、痴漢冤罪を回避するために、身動きが取れない車内で両手でつり革を持ち続けるという「苦行」を強いられていたことです。体力だけでなく、気疲れも相当なものでしたね。
―― Q2. 両手でつり革を持ち続ける毎日は、想像するだけでも疲労が蓄積しそうですね。その後、地元に戻る(転職する)と決めた際、都心を離れることへの不安や焦りはありましたか?
渡辺さん:
「遊ぶ場所が減るかもしれないな」とか、「東京の友達とは気軽に会いにくくなるな」といった少しの不安はありました。でも、「電車に乗れば1時間ちょっとで東京に出られるしな」と割り切れていたので、焦りというものは全くありませんでした。むしろ、「これで東京の穢れから脱出できる!」と清々しい気持ちだったくらいです(笑)。
転職にあたっては、もちろんスタート時の額面の収入は間違いなく減るだろうと覚悟していました。しかし、それ以上に家賃や駐車場代といった生活コストが劇的に減るので、トータルで見れば「プラマイゼロ」、あるいは物価の安い場所を選べば「自由に使えるお金(可処分所得)はむしろプラスになるだろう」という明確な算段がついていました。そして実際、その計算通りに手残りはプラスになりましたね。当時は少しだけ貯金もありましたし、次の仕事が始まるまで心身をリフレッシュする充電期間が持てるという前向きな気持ちの方が強かったのを覚えています。
―― Q3. 収入減よりも固定費の削減を見越した冷静な計算が、不安を打ち消してくれたのですね。実際に地元に戻られてから、「帰ってきて正解だった」と確信に変わったのはどのような時でしたか?
渡辺さん:
地元で1年くらい生活してみて、ふと「あれ、東京に全く行っていないし、行く用事すら何もないぞ」と気が付いた時です。
確かに東京には、清濁併せ持つ特有のキラキラした高揚感がありました。でも同時に、人混みのしんどさや、ふとした裏路地の匂い、汚いところを見たときに感じる嫌悪感といったものが、私の中にはずっと蓄積していたんです。東京に行かない自分に気づいたその瞬間、「ああ、私に都会での生活は全く不要だったんだな」と心から納得できました。
■ 豊かな「手残り」が生み出す、憧れのカーライフと確実な資産形成
―― Q4. 都会の生活が不要だったと気づけたことで、より地方での暮らしが充実しそうですね。可処分所得という観点で、都心時代と現在を比較して住環境や固定費の面ではどのような変化がありましたか?
渡辺さん:
都心に住んでいた頃は、港区などにも通いやすいよう築40年ほどのアパートを借りていました。線路のすぐ近くで、電車の騒音や振動がダイレクトに伝わってくるような環境でした。それでも家賃は2DKで8万円、さらに車1台分の駐車場代として月々1万円もかかっていたんです。
転職から十数年が経ち、現在では収入も格段に増えたことで、90坪の敷地に戸建てを購入することができました。そこには35坪の広い庭と、車が4台停められる駐車場があります。都心時代のアパートと比べれば、住居費として支払っている絶対額は少し増えましたが、現在の収入に対する「住居費の割合」で言えば、都心時代よりもはるかに負担は少なく、圧倒的にコストパフォーマンスが良い生活を送れています。
―― Q5. 騒音のあるアパートから、広い庭と4台分の駐車場がある戸建てへのステップアップは素晴らしいですね! そうして手元に残る可処分所得が増えたことで、食生活の質や趣味への投資に変化はありましたか?
渡辺さん:
外食の頻度や食費そのものは、実は都心時代とそこまで大きくは変わっていません。ですが、収入に対する生活費の割合(エンゲル係数)がグッと減ったおかげで、浮いたお金を自分の趣味や資産形成にしっかりと回せるようになりました。これが一番大きな変化ですね。額面の給与にこだわるよりも、いかに「使えるお金」を増やすかが、生活の質を上げる上でどれほど重要かを実感しています。
―― Q6. 趣味や資産形成に余裕ができるのは、まさに地方転職の醍醐味ですね。「今のほうが経済的に自由度が高い」と感じる、車のご趣味について詳しく教えていただけますか?
渡辺さん:
実は都心時代にも車を2台持っていた時期があったのですが、高い駐車場代などの維持費に耐えきれず、泣く泣くスカイラインを手放したという苦い経験があります。もし今も持っていれば、ちょっとした資産になっていたかもしれない名車でした。
現在は戸建ての広い駐車スペースのおかげで、駐車場代を気にすることなく、また2台持ちの生活を楽しんでいます。新しく増車したのは、2シーターのタルガトップ(オープンカー)です。2人しか乗れませんし、荷物もほとんど積めないという実用性のない不便な車ですが、運転すること自体がとにかく最高に楽しいんです。
また、手元に残るお金が都心時代とは全然違うので、資産形成も順調に進んでいます。面白いもので、経済的な自由度が高まって「欲しいけれど高くて買えない」というものがほぼなくなってくると、逆に「まあ、今すぐ急いで買わなくてもいいか」と思えるようになり、物欲がスッと減ったんです。その結果、さらに資産形成が加速するという不思議な現象が起きています(笑)。
■ ストレスフリーな車通勤と、大満足のインドア休日
―― Q7. お金の余裕が心の余裕を生み、物欲までコントロールできるようになるのですね。先ほど満員電車の苦労をお聞きしましたが、現在の車通勤は渡辺さんにとってどのような時間になっていますか?
渡辺さん:
地元に戻ってからの最初の7年間は、職場から1時間ほどの場所に住んでいました。往復2時間ですから、実は通勤時間そのものは都心時代と変わらなかったんです。でも、ストレスや体力の消耗度合いは「段違い」に少なかったですね。
自分の車ですから間違いなく座れますし、好きなコーヒーを飲みながらタバコを吸い、お気に入りの音楽を流す。気分が乗れば大声で歌ったって誰にも怒られません。運転が好きなので、当時の車内は私にとって「動くリビングルーム」のような最高の空間でした。
現在は引っ越しをして、会社から徒歩5分、車なら2分という場所に住んでいます。通勤という「お金を生まない人生の無駄時間」を極限まで省くことには成功したのですが、その反動なのか、先ほどお話ししたオープンカーでの休日のドライブが以前より増えましたね。
―― Q8. 「動くリビングルーム」から、通勤時間わずか数分という究極の環境を手に入れられたのですね! 休日の過ごし方についても、都心時代と現在でどう変化したか教えてください。
渡辺さん:
一番わかりやすい変化は、外へ飲みに出かける回数が減ったことです。地元で飲むと、帰りはどうしても「運転代行」を呼ぶことになります。これが結構な出費になるので、「余計なお金を払ってまで飲むと損した気分になるな」と思うようになり、自然と足が遠のきました。結果的にお金は貯まりますし、健康にも良いので、飲まない生活も全然悪くないなと感じています。
その分、インドアの趣味が充実しました。戸建てになって部屋が広くなったので、大型モニターとホームサラウンドシステムを繋げて、大迫力で映画を観たりゲームをしたりしています。アパート時代と違って、少しくらい音を大きくしても近隣への迷惑にならないので、満足感がものすごく高い休日を過ごせています。
■ 裁量の大きさが生む、技術者としての本質的な成長
―― Q9. 経済的なゆとりが、プライベートの充実を底上げしているのが伝わってきます。それでは、仕事面についてもお伺いします。都心の現場と比較して、現在の和田電気工事での「仕事のやりがい」にはどのような違いがありますか?
渡辺さん:
都心にいた頃から現場代理人(現場監督)をしていましたが、東京の新築現場はどうしても規模が大きすぎるんです。私たちが元請けとして全体を動かすことはできず、工種別やフロア別など、細分化されたごく一部の領域での現場管理にとどまっていました。
しかし地元での新築工事は、電柱からの高圧引込といったインフラの根幹から関わります。さらに、最初期の設計段階から打ち合わせに参加することも多く、自分の裁量で決められる範囲が都心時代とは比較にならないほど広くなりました。
もちろん、その分だけ必要な知識や経験、それに伴う責任も重くのしかかってきます。しかし、その過程で電気設備の仕組みや、工事全体の流れ、さらにはそれらが社会の仕組みとどうリンクしているのかが、はっきりと見えてくるんです。
どんな現場でも完成時の達成感はありますが、自分の裁量で決めた範囲が大きく、建物の細部に至るまで「解像度の高い仕事」ができた時の達成感は、本当に格別ですね。
―― Q10. 自分の判断が建物の隅々にまで反映されるのですね。そうして設計から施工まで深く携わる中で、技術者としてどのような成長を遂げたとご自身では感じていますか?
渡辺さん:
「設計図を自分で作るようになったこと」が、私を最も大きく成長させてくれました。
電気工事において、設計図を描き始める段階から建物が完成するまでの全工程を「0〜10」とします。都心時代は、誰かが描いた施工図をもとに現場を動かす「4〜10」の部分だけを経験し、それが仕事のすべて(0〜10)だと思い込んでいました。
しかし和田電気工事に来て、お客様の要望を聞きながら設計図から関わる「0〜3」の世界を知りました。視野が劇的に広がりましたね。もし東京で以前のまま仕事を続けていたら、永遠に「4〜10」の経験しか積めず、技術者として本当にもったいないことをするところだったと痛感しています。
現在、建設業の電気工事会社として、自ら設計図を考え、施工し、作り上げることができる今のポジションは、これ以上ない環境だと思っています。それでも、また何かのきっかけで視野を広げ、さらに成長できるチャンスがないかと常にアンテナを張っています。
―― Q11. 「0~3の世界」を知ったことが、大きなターニングポイントになったのですね。そうして深く入り込んだ仕事を通じて、施主様や地域の方々から直接言われて、最も心に残っているエピソードがあれば教えてください。
渡辺さん:
ある戸建て住宅の物件で、無事に建物が竣工したお礼として、施主様から高級な鉄板焼きのお店にご招待いただいたことです。
最初期の設計段階から関わり、現場が進む中でも何度も何度も、長い時間をかけて施主様と打ち合わせを重ねてきました。そうした日々の誠実な対応が、確かな信頼関係の積み重ねに繋がったのだと思います。
もちろん美味しい食事ができたことも嬉しいですが、「数万円の食事をタダで食べられてラッキー!」というような浅い喜びではありません。お客様が私という技術者に対して、「数万円という安くないお金」と「わざわざお礼の場を設けるという貴重な時間」を使ってでも、感謝を伝えたいと思ってくださった。その事実が、技術者として何よりも嬉しく、誇らしく感じた瞬間でした。
もし、あなたが今の働き方に疑問を感じ、地方での新しいキャリアや生活に少しでもご興味を持っていただけたなら、ぜひお気軽にお問い合わせください。
■ これからのキャリアに悩む方へ
―― Q12. お客様の真の満足を引き出せた、技術者冥利に尽きる素晴らしいエピソードですね。最後に、かつての渡辺さんと同じように、高い生活費を払いながら都会で働き続けるべきか悩んでいる方に向けて、アドバイスをお願いします。
渡辺さん:
私の個人的な価値観で言わせてもらえば、大半の人にとって「東京に住み続けること」は経済的に損だと思っています。今、社会全体でインフレが進み、あらゆるモノやサービスが高騰しています。大勢の普通の会社員が、東京のマンションやその周辺で理想の家を買うことは、現実的にかなり難しくなってきているのではないでしょうか。
人生の時間は無限ではありません。ただ漠然と都会の波に流されて「額面」の給与だけを追いかけるのではなく、今の自分や家族にとって「何が本当に重要で、何が不要なのか」、そして「どこまでなら妥協できるのか」を一度冷静に棚卸ししてみてください。地方には、都会では得られない可処分所得の豊かさと、技術者としての裁量を持てる環境が確かに存在しています。答えが出たらすぐに行動に移すことが大事だと思います。
■ まとめ
「東京の穢れから脱出できると思っていた」と、ユーモアを交えながらも地方転職のリアルな「損得勘定」を赤裸々に語ってくれた渡辺さん。
「転職直後は額面の年収が下がる」ことへの不安を、生活コストの削減という明確な算段で打ち消し、結果的に都心時代をはるかに凌ぐ「可処分所得(手残り)」を手に入れられました。その豊かな経済的自由度が、広い駐車スペースでの愛車ライフや、確実な資産形成という余裕のある生活に直結していることが強く伝わってきました。
また、生活の質の向上以上に印象的だったのは、「仕事の解像度」が高まったと語る技術者としての熱い眼差しです。誰かが描いた図面を形にするだけでなく、ゼロから設計に関わり、自らの裁量で建物の電気インフラを構築していく。その責任の重さが、お客様からの「本当の感謝」に繋がり、鉄板焼きのエピソードのような深い喜びを生み出しているのだと感じました。
住む場所を変えることは、単なる節約ではなく、可処分所得と仕事の質を同時にアップグレードする「賢い選択」になり得る。渡辺さんの飾らない言葉は、これからの働き方や生き方に悩む多くの人の背中を、力強く押してくれるはずです。
・ 和田電気工事株式会社は、新たな仲間を募集しています
和田電気工事では、渡辺さんのように自らの裁量を広げ、設計から施工まで深く入り込んだ「手応えのある仕事」に挑戦したい方を歓迎しています。
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