皆さん、こんにちは。栃木県佐野市を拠点に、地域密着で電気工事を手掛けている和田電気工事株式会社です。
電気工事士として経験を積んでいる方の中には、「そろそろ第一種電気工事士を取りたい」「転職するなら、資格取得をきちんと支援してくれる会社を選びたい」と考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
求人票を見ると、「資格取得支援あり」と書かれている会社は少なくありません。しかし、実際には、受験費用だけを負担してくれる会社もあれば、講習や勉強時間の確保、取得後の評価まで含めて支援してくれる会社もあります。
結論からお伝えすると、第一種電気工事士を目指すなら、資格取得支援の有無だけでなく、その制度が実際に使いやすいかどうかまで比較することが大切です。
この記事では、第一種電気工事士の合格率を踏まえながら、働きながら資格取得を目指すうえで確認したい会社選びのポイントを解説します。
■第一種電気工事士は、働きながらでも目指せる資格
第一種電気工事士は、電気工事士として担当できる仕事の幅を広げたい方にとって、重要なステップになる資格です。
第二種電気工事士として経験を積んできた方や、工場・店舗・事務所などの現場で電気工事に携わってきた方であれば、次のキャリアとして第一種電気工事士を意識する場面も増えてくるはずです。
ただし、現場経験があるからといって、何も準備せずに合格できる資格ではありません。学科試験では、電気理論、配線設計、法令、検査方法など、現場だけでは意識しにくい知識も問われます。技能試験では、限られた時間の中で正確に作業する力も必要です。
一般財団法人 電気技術者試験センターが公表している令和8年度第一種電気工事士上期学科試験の結果では、受験者数は14,507人、合格者数は8,307人、合格率は57.3%でした。
この数字を見ると、第一種電気工事士は決して手が届かない資格ではありません。一方で、約4割の受験者は合格に届いていないため、働きながら合格を目指すには、本人の努力だけでなく、学びやすい環境も重要だといえます。
参考:一般財団法人 電気技術者試験センター「令和8年度第一種電気工事士上期学科試験の結果について」
■資格取得支援ありの会社でも、支援内容には差がある
求人票に「資格取得支援あり」と書かれていると、それだけで安心してしまう方もいるかもしれません。
しかし、実際には会社によって支援内容に大きな差があります。受験料だけを会社が負担する場合もあれば、講習費や教材費まで負担してくれる場合もあります。さらに、試験前に相談しやすい雰囲気があるか、先輩に実技の練習を見てもらえるか、資格取得後に手当や担当業務へ反映されるかも重要です。
注意したいのは、「制度があること」と「実際に使いやすいこと」は別だという点です。
たとえば、資格取得支援制度があっても、現場が忙しすぎて勉強時間が取れなかったり、試験前に休みを相談しづらかったりすると、制度があっても活用しにくくなります。
そのため、転職先を比較するときは、「資格取得支援あり」という一文だけではなく、具体的にどこまで支援してもらえるのかを確認することが大切です。
■比較すべきポイントは費用・時間・現場経験・評価
・受験費用や講習費を会社がどこまで負担してくれるか
まず確認したいのは、資格取得にかかる費用です。
第一種電気工事士を受験する場合、受験料のほかに、教材費、工具、講習費、交通費などがかかることがあります。特に技能試験の対策では、練習材料や工具を準備する必要があるため、自己負担が重なると負担に感じる方もいるでしょう。
会社を比較するときは、受験料のみの支援なのか、講習費や教材費まで含まれるのかを確認しておくと安心です。
・試験勉強の時間を確保しやすいか
資格取得で意外と大きな壁になるのが、勉強時間の確保です。
日中は現場で作業し、帰宅後に勉強する生活を続けるのは簡単ではありません。残業が多い会社や、休日出勤が続く会社では、試験に向けて計画的に準備することが難しくなります。
そのため、資格取得を目指すなら、残業時間や休日の取り方、試験前に相談しやすい雰囲気があるかも確認しておきたいポイントです。
・資格に関係する現場経験を積めるか
資格取得は、試験に合格することだけが目的ではありません。取得後に、現場でどのように活かせるかも大切です。
第一種電気工事士を目指すのであれば、低圧の電気工事だけでなく、工場、事務所、店舗、受変電設備、更新工事など、幅広い現場経験を積める環境かどうかを見ておくとよいでしょう。
現場経験と資格取得がつながる会社であれば、学んだ知識を実務で活かしやすくなります。
・取得後に給与や担当業務へ反映されるか
資格を取ったあとに、待遇や仕事の幅がどう変わるかも重要です。
資格手当があるのか、担当できる現場が増えるのか、施工管理や現場代理人へのステップアップにつながるのか。こうした点が見えないままだと、資格を取る意味を感じにくくなってしまいます。
資格取得を本気で考えるなら、取得前の支援だけでなく、取得後の評価まで確認しておくことが大切です。
■独学任せの会社を選ぶと、途中で挫折しやすい
資格取得支援が弱い会社では、どうしても本人任せになりがちです。
もちろん、資格取得には本人の努力が必要です。しかし、仕事が終わってからすべて独学で進めるとなると、途中で不安になることもあります。特に技能試験では、正しい施工方法や減点されやすいポイントを自分だけで判断するのが難しい場面もあります。
また、試験前に勉強時間を確保できなかったり、現場の忙しさを理由に受験を後回しにしたりすると、資格取得のタイミングを逃してしまうこともあります。
資格取得を目指す方にとって大切なのは、「頑張れ」と言われるだけの会社ではなく、実際に挑戦しやすい環境がある会社を選ぶことです。
求人票を見るときは、次のような点を確認してみてください。
- 受験費用や講習費の負担範囲が明確か
- 資格取得を目指している社員がいるか
- 試験前に相談しやすい雰囲気があるか
- 資格取得後に手当や業務範囲へ反映されるか
- 現場経験と資格取得がつながる仕事内容か
少しでも気になる方は、まずは採用情報から働き方や待遇を確認してみてください。応募するかどうかは、そのあとに考えていただければ大丈夫です。
■和田電気工事で考える、資格取得とキャリアアップのつながり
和田電気工事では、栃木県佐野市を拠点に、工場・事務所・店舗などの電気工事を手掛けています。
新築工事だけでなく、機械設置に伴う増設工事、老朽化した電気設備の更新工事、照明のLED化、受変電設備に関わる工事など、幅広い現場に対応しています。
電気工事士として経験を積むうえで、現場の種類が多いことは大きな意味があります。毎回同じ作業だけを繰り返すのではなく、建物や設備の状況に合わせて考えながら作業することで、知識も技術も少しずつ広がっていきます。
また、採用情報では、資格取得支援制度や資格手当、制服・工具・工事車両の貸与なども紹介しています。仕事に必要なものを会社が用意し、資格取得も支援することで、電気工事士として長く成長しやすい環境づくりを大切にしています。
「第一種電気工事士を取りたい」「今の経験を活かして、さらに仕事の幅を広げたい」という方にとって、資格取得と現場経験をつなげて考えられる会社かどうかは、転職先を選ぶうえで重要な判断材料になります。
■まとめ|資格取得支援は、制度の有無ではなく使いやすさで比較する
第一種電気工事士は、働きながらでも目指せる資格です。ただし、合格するためには、試験に向けた準備時間、費用面の支援、相談できる環境、資格取得後の評価が欠かせません。
求人票に「資格取得支援あり」と書かれていても、その内容は会社によって異なります。受験料だけを負担する会社もあれば、講習費や教材費、試験前の相談、取得後のキャリアまで考えてくれる会社もあります。
資格取得支援を比較するときは、「制度があるか」ではなく、「自分が実際に使いやすい制度か」を見ることが大切です。
和田電気工事では、佐野市を拠点に、地域に根ざした電気工事を行いながら、施工スタッフ・施工管理として働く仲間を募集しています。
資格を取りたいけれど、今の経験でどこまで通用するか不安な方は、応募前に話を聞くだけでも大丈夫です。働き方や資格取得の進め方について、まずはお気軽にご相談ください。

